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笑犬楼の知恵 筒井康隆トークエッセー

【朝日新聞連載「トークエッセー」を筒井ファンの期待に応えて単行本化】
現代文学、芝居、政治、ケンカなど、23のテーマで現代社会や世相を鋭く斬る。筒井康隆のベストセラー『わかもとの知恵』に続く、きわめて私的な知恵本。
「笑犬楼」(しょうけんろう)とは、パソコン通信などで使用している筒井康隆のハンドルネーム。
名コンビ・山藤章二の表紙もおもしろい。

著者:筒井康隆 装丁・装画:山藤章二

 発行:金の星社

 定価:1000円(本体)

朝日新聞に連載された「トークエッセー」の読者から「いつになったら本になるのか」という声を多くいただいて、緊急出版することになったんです。若い人に教えてあげたいことなどを書いています。(著者のコメントより)

現代文学には夾雑物が必要
少年のための残酷童話
実生活に役立つ演技の素養
本業以外の世界も知るべし
役に立った子供の頃の読書
老人は孤独に負けちゃいけない
上質の諷刺は風化しない
三島由紀夫との妙な因縁
世紀末を醸成する個人の力
慣用句の「抹殺」には反対
成人式は有料にしたら
政治家蔑視の風潮はマズイ
ケンカは、いつでもできる
あらゆる場所にケータイが
三島の芝居を笑うロンドン
五十年前の知恵を再編集して
悪い友人との付き合い方
いくつになっても色気を
他人の子をどう叱るか
良書が手に入りにくくなる
段取りのいい人、悪い人
「悪魔の辞典」独特の重さと深さ
わかりやすい政治という危機


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